コンサルティングとは何か?堀紘一を読む

今週読んだ本:コンサルティングとは何か?堀紘一
堀紘一は、日本の経営コンサルタントドリームインキュベータ (DI) 代表取締役会長。
40字要約すると、「コンサルティングの仕事は、グラフを書くこと。何をX軸とY軸にするのか突き止めよ。」となります。

以下、書籍の抜き出し

現実社会で真に重要なのは、問題を解くことではなくて、何が問題なのかを探り当てること
本当の意味でのコンサルティングとは、経営戦略のコンサルティングに他ならない

コンサルティングの仕事の本質とは、「何が問題かを突き止め、その答えを考える」ということ。
つまり、「知っていることを教える」のではなく、「考える」ことこそがこの仕事の価値なのである。

コンサルタントの仕事を一言でいうとなんだ?」と聞かれたら、私は、「グラフを書くこと」とでも答えるだろう。

一番重要なのは、何をX軸にして、何をY軸にするのかということ。
そして、Xを変じるとYの値がどう変化するのかといった、XとYの因果関係を突き止めること。
これを繰り返すことが、コンサルティングの本質なのだと言い切ってしまっていいと思う。